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オフロードカブ

 スーパーカブ50オフロード化計画

”スーパーカブをもって48の林道を切り伏せよ、さすれば失われたダートを取り戻せよう・・・”と、ある日、なんかの声を聞いたため(大嘘)、スーパーカブ50(C50)を手に入れました。本当の理由は10000円(いちまんえん)という破格の値段で手に入れることができたためノリと勢い買っただけです、深い理由は全くございません。

色々ありまして、あれやこれやという間におんぼろスーパーカブはオフロード仕様に改造されておりました、なんということでしょう!現代の匠の仕業に違いありません。

カスタムの結果

このようになった経緯を以下に記載していきます。カスタム編に書いてある工程は全部自分でやったので工具とパーツと時間さえ揃ってれば誰でもできると思います。なんと言ってもカブいじりはとにかく気軽にできるので楽しいですよ、パーツもそれほど高くありませんし、なんと言っても種類が多いです。詳しく聞きたいことがあればお気軽に聞いてください。

別にオフロード向けオンリーという訳では無いので整備・カスタムの参考になれば幸いです。オフロードカブといっても見た目がオフロードっぽいって感じだけですので(本当にカブシリーズでダート走りたいならハンターカブを選ぶでしょう。)

 期待を裏切らなかった猛獣の子(手負い)

一万円で入手したスーパーカブ。モノは値段相応のものでした。書類の処理、輸送は値段ゆえに当然、自分でやったのですが、それでもなかなか香ばしい仕様のものでした・・・。ですが、エンジンは非常に元気で初めて手にした世界の名車スーパーカブ50をこの額で手に入れた当時の自分はかなり浮かれていました。

購入直後のスーパーカブ50
何故、何故フロントフェンダー緑なの?

突っ込みがいのあるサイドビュー世紀末救世主伝説的マフラー(本当にうるさい)

括目せよ!これが一万円のスーパーカブ50の初期スペックだ!!!

型式:
A-C50(S) スタンダード 1995年式

  • 謎のポジションランプ×3(点灯しない)
  • 走行距離不明(一回転しているらしい)
  • タイヤつるつる
  • ホーンが鳴らない
  • 直管爆音マフラー
  • バッテリー死亡
  • 巨大なスクエアミラー
  • 何故か車体色と合っていないフロントフェンダー
  • あちこちに貼られている素敵なステッカー
  • サイドカバー無し、電装丸見え
  • 見事なまでに錆びついたリアショック
  • 見事なまでに錆びついたチェーン
  • 見事なまでに錆びついたスプロケット
  • バッテリー死亡による点滅しないウィンカー(+インジゲーター)
  • ロービーム死亡
  • うなるブレーキ
  • 外装(というか全体的に)の相当な汚さ
  • エアクリーナーボックス接合部の破損(一応、ダクトテープで補修されていたけど)
  • エアクリーナーエレメントが・・・無い
  • しかし、異様に快調なエンジン

とまぁ、値段相応なモノでそのままの状態ではとても安全に走れたものではありませんでした。勿論、確認の上で買ったのでこちらとして問題はありません。むしろ、エンジン一発始動、セッティングも合っている(エアクリエレメントが無かったけど)と肝心な部分が想像以上に快調だったので思わず安心してしまいました。

 面白いじゃないか、スーパーカブ50

スーパーカブは昔、友人に乗せてもらっただけで自由に運転できるのはこれが初めて。ウィンカーが点滅しない(点灯はする)ので手信号を出したりしながらでしたが、走ってみるとこれが面白い!やはり日頃乗っているものより小さなバイクに乗ると軽快で楽しいです。ただ、ロータリーシフトはやはり手間取ってしまいました。カブは加速しきればトップギア入れっぱなしで走っていれば良いようなバイクみたいですが、非力ゆえに頻繁に2速と3速を切り替えてしまいます。おかげで爪先ギアダウンをすぐに習得することができました。ただ、やはりクラッチ無しなんで思わぬ暴走が怖かったです。(一度、駐車場でギアが入っているのに思いっきりキック始動して強烈に棹立ちさせてしまいました・・・、転倒こそさせなかったですが周りの人の目が点になっていました・・・。)

で、このカブのある意味最大級の問題点のマフラー、これが見た目を裏切らない酷いもので凄まじい爆音でした。ギアを切り替えたり、フルスロットルにしている時はなんか嫌な視線を感じまくりです。そんなものだから住宅街に入った時はトップギアでアクセルを殆ど開けずに自転車と同じくらいのスピードで進んで非常に申し訳ない気持ちになってしまいました。自分はマフラーは静かなのが好きなのもあるもので。おまけに爆音のせいで周りの車から距離を置かれる始末(セローのノリで走っていたのもあるかもしれませんが)。

ダートでのカブ

んで、山深い道を走っているところ、林道らしき未舗装路の入り口を発見・・・。据え膳食わぬは武士の恥・・・と性能試験を兼ねて突入。排気音が凄いのと、後輪タイヤの溝が殆ど無いので慎重に進んでいきましたが、なかなかどうしてダートも普通に走れます。ただ、脚(膝とか)でグリップする部分が当時分からなかったのでスタンディングはきつかったですが。

最初は四輪一台分の幅があった道は進んでいくにつれ、どんどん細くなっていきました。傾斜もきつくなってついには後輪が空転・・・。しかし、そこはカブ、お尻をシートから離し、両足をびしっと伸ばして説明しにくいみょうちきりんなスタイル(またがっているものの、シートにのっからない二足二輪)にするとまだ粘ります。しかし、ついに限界が・・・。レッグガードが見事に木と岩に引っかかってしまい進むのは不可、どうも途中から登山道だったらしく、誰もいないといえどさすがにバイクはまずいので広い場所まで戻ってちょっとダートでの性能試験という名目で遊んでました。

クラッチ無しとはいえ、ダートも結構走ることができ、スタックしても車重が軽いのっで力技で進むことができる、軽いゆえに倒しても楽とダート走行性能は良好。これは・・・ちゃんと整備すればハンターカブでなくとも林道散策に使えるんじゃないか、と思い、まずは現状の問題点を解決し、どうせなら(殆ど見た目だけって感じですが)オフロード仕様にカスタムしてやろういう考えに至ったわけでございます。そして元々、一万円で手に入れたカブなのでもう好きにやってしまおうといったノリも大きいです。

 基本整備&カスタム開始

昔、同様にスーパーカブをオフロード仕様にカスタムすることについて扱ったサイトがあったことを思い出し、検索してみましたが実質閉鎖。ということでカブのカスタムを扱った以下の書籍を購入。

①ホンダスーパーカブメンテナンス

②はじめてのスーパーカブカスタム

③ホンダスーパーカブ―世界のロングセラー

①は本当に基本的なメンテナンス、②はカスタム例が沢山と基本整備も案外載っている、③は過去に存在したトレイルカブなどのカブ情報満載といった感じです。整備に関しては①もしくは②の片方では全てカバーしきれてないので両方購入がおすすめです。③については整備に関しては不要ですが、昔のトレールカブの写真などはカスタムの参考になるかもしれません(エアクリボックスの位置とか)。

その後、サービスマニュアルを購入しました。ニューモデルが出ている今、旧カブのサービスマニュアルは純正部品として取り寄せるととんでもない価格ですがコピー版なら安価で入手できます。最新マニュアルは増補部分が多すぎて一見わけ分からない構造ですがそこら辺は機会があれば後述します。

あとは、Youtubeで下の動画を見てテンションを上げました。


スーパーカブ・エンデューロ。カブが飛んどる!

 

たまたまカブのカスタムに強い店が近くにあったので上記の本でピックアップしたパーツのことなどの相談で行ってみました。すると一番入手したかったホンダ製アップマフラーはもう手に入らないとのこと・・・。他色々、パーツをピックアップしてもらい取り寄せてもらいました。ただ、どうもスーパーカブのカスタムパーツを沢山揃えているお店のWebサイトを見ているらしく(こちらはパソコンの画面が見えない)、こそっと隙を見てどこのサイトを見ているかをチェックしました。それが↓のサイトです。なんでも揃います、自分でカスタムする方には是非おすすめです。

アウトスタンディング モーターサイクル

それではオフロードカブ作成開始!カスタムといっても技術力が無いのでポン付けパーツばかりですが・・・。

 まずは基本的な部分

この段階ではまだマニュアルや整備本を手に入れていなかったのですが、感覚でチューンしていました。やはりカブは整備性もトップクラスですね。

取り外したパーツ

第一の目的は軽量化、そのために
不要な部品は容赦なく外しました。ガスガス部品を取る作業は気持ち良いですよ!それに自分にとって謎の塊であったカブの構造が良く分かりました。

取り寄せたパーツの一部

ビス類も腐食が激しく、いつねじ切るか
分かったモンじゃないのである程度は新品に。

さび付いた足回り

サビサビ、ダルダルのチェーン&スプロケ。油、いやそれ以前に愛が必要だ。

さび付いたリアショック

錆びている以外にも突っ込みがいのあるリアショック。

後輪を外したカブ

写真のような場所で整備するとビスなんかを落としたときにドえらい目に遭うので、整備する場所はきれいな場所でやるか、シートをひいておくことをお勧めします。パーツ脱落でどれだけ時間をロスしたことか・・・。

リアスプロケの交換

後輪を外してリアスプロケット(ファイナルドリブンギア)の交換。同時にフロントスプロケットも交換。二次減速比について悩み抜いた末、フロント14T、リア40Tに変更しました。

チェーンの交換

チェーンの交換。クリップ式なのでただの交換なら簡単なのですがスプロケ変更&チェーンDID420だとチェーンが長すぎ、後々チェーンを1コマ切ることになりました。その後、張り調整。

スッキリした足回り

リアショックはタケガワのリアショックアブソーバーを購入。交換は片側ずつ外して、取り付けてとやったら簡単にできました。カブショップの人曰く、”高いショックは沢山あるが安いコレで十分”。確かにプリロードのシンプルな調整のみで自分ですら走りが変わったのが分かりました。チェーン周りも加えてちょっとスッキリ。

配線の修理

いらないライトの配線をかなり取っ払ったので切れたままの部分などをテープで補修。しかし、配線を見ているとコレをやった以前のオーナーはそれなりに情熱があったような感じが見てとれました。

ビスの比較

元々取り付けてあったビスと取り寄せた新品ビスの比較。年季が入っているってレベルじゃねーぞ!

バッテリーを出すところ

カブのバッテリーってこんなところに隠してあったんですねー、見つけた時はちょっと嬉しかったです。

電解液の装填

バッテリーは賛否両論あると言われる中華製5000円くらいの互換MFバッテリーに交換。安いですが、なんだかんだ言って今のところトラブルはありません。

摘出したエアクリーナーボックス

エアクリーナーボックスを取り外すと・・・接合部がダクトテープで補修されてました・・・。こんなんで大丈夫かいなと中を開けたら・・・エアクリーナーエレメントの姿はありませんでした・・・、なにこのチューン・・・。さすがイチマンエンカブ!

おしゃれなエアクリーナーエレメント

と、言うわけでもっさりしたエアクリボックスは取っ払って可愛い(が、自己主張している)カバー付きエアクリーナーエレメントを装着。ちなみにこれはベトナム製です、何故かセッティングが変わらなかったのもアジアの神秘か。本当にオフロード仕様にするなら元のエアクリボックスを使うべきですが・・・。

新品のサイドカバー

むき出しの電装を守るためにも新品サイドカバーを左右装着。あえてステッカーは発注しなかったけど、こののっぺり感が個人的に好きです。

クリアテールレンズ

レンズが割れていたのでテールライトレンズとウィンカーは全てクリアタイプに交換。あんまりクリアは好きじゃないのですが、車体の色の数を減らすために選択しました。おかげでリアのもっさり感が減りました。

カサカサのフロントスプロケット

フロントスプロケットとご対面。カッサカサです。ボルトを外す時、あまりに硬くてねじ切ってしまいそうで怖かったです。14Tに交換。

ねじ切ったボルト

やっちゃいました・・・。チェーンアジャスタのナットを強く締めすぎてアジャスタのネジ部分をねじ切ってしまいました。古い部品ってほんとに脆いです。このカブ以外でもたまにやっていました。

ケーブルインジェクター使用

ケーブルインジェクターを使ってケーブルに注油。すると・・・。

おぞましい色の油

出たー!!!おぞましい色の液体です。どこまで愛(油)が足りていないのだ!

ステッカー剥がし

ステッカー剥がしとヘラを使って不要なステッカーを剥がす。しかし、ジュラ紀より張り付いているのか全然剥がせない。剥がすと言うより削る感じで作業終了。

純正マフラー

悲願の純正マフラー!コレに交換することによって出力アップ&静穏化達成。そして耳に馴染んだカブサウンドがやはり良い!しかし、アイドリング時はホントに静かですね。ただ、新品ガスケットが入らない異常事態発生。

第一ステージ終了のカブ

ミラーも可倒式タイプに交換し、カスタム第一フェーズ終了!初期状態よりだいぶスマートになりましたが、独特の外観ですね。フロントフェンダーの浮きっぷりがすごい。まだまだ問題は山積・・・。

 

ダート走行でのカブ

我慢できずに夜にも拘らず山へGO!ダートですがしっかり登ってくれました。しかし、コレだけの調整でもメチャクチャ山道を走るのが面白いバイクです。使えるギアは限られてますが、ガッチャンガッチャンやりながらメリハリ付けて走ると”スーパーカブって50でもこんなにおもろいんか!!!”と心底思いました。 カブ50持ってる人はたまには遠出してはいかが?

※ただ、この時の自分のカブは二次減速比とリアショックが純正と違いますが。

 

 

 

 

 まだまだ改修、一万円カブ

マニュアル、整備本が届き、本格的に改修開始です。

ヒューズ交換

バッテリー、配線を補修してもリアブレーキランプがつきっぱなしなどライト関係で異常があったので、よく見るとヒューズが切れてました。即交換で即直りました。このヒューズ、置いていないパーツ屋があるので注意。

フロントアップカブ

今度はフロントと言うことで写真のような妙な方法でフロントを浮かせました。実際はセンタースタンドを立てた後、リア部分に重いもの(水を入れた入れ物とか)を載せればフロントは浮きます。

フロントフェンダーの交換

一万円カブ七不思議の一つ、緑色のフロントフェンダーをオークションで買った中古のブルーのフェンダーに交換。フェンダーを交換するためにフロントホイールを外すのは正直、めんどくさいです。

タイヤレバー

全長275mmの長めのタイヤレバーを購入。アウスタで買うと安いですよ。外国の硬いタイヤの装着にはこれくらいの長さがあった方が良いと思います。とにかく力仕事になるので・・・。

オフロードタイヤ

今回交換するオフロード向きブロックタイヤはSHIHFAの名前忘れたタイヤ。鬼のように硬いです。カブの整備本やYoutubeにあるような手だけで交換することなんてとても自分にはできません。まぁ、ノーマルタイヤでもダートは十分走ることはできるので気分的なものですね。

タイヤ交換

自転車のタイヤ交換とかはよくやるんですけど、バイクのタイヤ交換は初めて。で、実際にやってみると死ぬほど大変・・・。古いタイヤはふにゃふにゃで簡単に取れますけど、新しいタイヤの硬さに辟易。お約束どおりチューブパンクさせました!しかも前後輪両方!!

リムバンド

交換直後の新品リムバンドも見事にぶった切ってしまいました。新品を捨てるのもなんなので、昔バイク屋でやっていたテープを巻きつける方法で対処。

交換したオフロードタイヤ

なんとかオフロードタイヤに交換。この作業、半日以上汗だくになってやってました・・・。とにかくタイヤが硬くてせめてビードワックスを用意しておくべきでした。もっかいやれと言われたらかなり嫌です。硬いタイヤ履かせたい方はバイク屋に任せた方が無難かと。

ドラムブレーキ分解

前後ドラムブレーキの分解&清掃。この作業、細かい部品やいきなりぶっ飛ぶ部品を扱うので注意が必要です。しかし慣れない者にとって組み直し時のスプリング取り付けほどイライラする作業は無いですね。

ブレーキシューの交換

ドラムブレーキはディスクブレーキと違って消耗品の交換が面倒ですねって言ってる場合ではないのでブレーキシュー交換。フロントはキタコ、リアはデイトナブレーキシューを取り付けたのですが、鬼のような制動性能を取得。リアは一瞬でタイヤロックできます(他の部品の関係もあるのですが後述)。

チェーン切り

調整してもチェーンが長かったのでチェーン切りでチェーンを1コマカット。工具さえ揃っていれば簡単な作業です。

ズタボロのチェーンスライダー

悲惨な状態になっていたチェーンスライダー(名前あってたかな?)を新品に交換。カブのものはスイングアームを外さなくても交換できるのでとても楽です。

マルチパーパスグリス

とにかく色んなところを分解するのでここぞとばかりにマルチパーパスグリスで各摺動部をグリスアップ。とにかく愛(油)を込める。

ピカール

同じく愛無しでは作業できないピカールでの研磨作業。しかし、世紀をまたいだ汚れには歯が立たず・・・。まぁ、でも気分的にきれいになりましたよ。

フロントサスの固定ボルト

カブの特徴の一つがボトムリンクサスペンション。いったい中身はどのような構造なのかと資料を見ると結構単純・・・と思ってもサスペンションはなるほどこういうものもあるものかとしみじみと眺めていました。

フロントサスペンション

二本のボルトを外すとズルズルっとフロントサスペンションがコンニチハ。タイヤ側のボルトの締め方を間違えると下手すりゃ死ぬので注意してください。

手負いのカブ

携帯電波のつながるところまではもってくれたカブさん

で、また調子はいかがと無人の秘密試走コースへ行ったところ、どうも途中までフロントサスのフィーリングが変。試走コース内で大きな舗装の穴にはまって大きな衝撃を受けた後から異音が・・・。それでも気にせずに走っていたら急にフロントロックして転倒。スピードは出ていないのでゴロンと転がっただけでしたが。何が起こっているかと見てみるとフロントサスペンションのタイヤ側の取り付け位置が間違っていて文章に表すことが難しいトラブルに陥ってました・・・。しかも手持ちの工具は車載工具のみ・・・。ヘッドライトとかは揃っていたのにボックスレンチが無いだけでサスペンションの修正は不可能という事態に、しかももうすぐ日没。まぁ、これも勉強、人がいない所で良かったと暫く休憩。1速超鈍足でフロントタイヤをガリガリ削りながら(フロントサスが機能していない状態)なら進めるのでゆっくり、できるだけ市街地を通らないルートで帰宅・・・と考えていたら当然のごとく、燃料の消費が激しい、というか激しすぎる。急遽ルートを組み直してガソリンスタンド直行ルートへ。・・・しかし山中であえなくカブは力尽きました。仕方が無いので伝家の宝刀を抜くかと思いましたが、何故か力を入れてのバックなら人力で前進できることが判明。しかも星夜なので山の中でも道が見える状態。山岳ルート、市街地ルートをひたすらまたがりバックで8kmほど進みました、登坂はマジでキツかったです。途中、車が来たら休憩しているフリ、人が通りがかったらけっこう恥ずかしかったです(汗だくでひたすらバックで突き進んでいるもので)。コンビニで教えてもらったガソリンスタンドを見つけたときは心底嬉しかったです、いやホント。

本当はロードサービス頼んでも良かったのですが、あまりにもアホらしい原因だったのと水・食料・ライトは揃っていたのでなんか意地になって自力で帰宅しました。工具を持っていなかったのが反省点です。

整備後の試走は人のいないところで十分やるのですが、バイクの構造を理解していることは本当に大事と痛感した出来事でした。

 

 もうええやろ・・・プラスα編

折角なんだし、独自色を入れてみようと社外カスタムパーツを組み込んでいきました。

車体のジャッキアップ

いまさら感がありますが、センタースタンドをかけて四輪用の車載パンタグラフジャッキで車体を持ち上げれば前輪は簡単に浮きます。

交換したフロントサスペンション

フロントサスペンションも年季が入っていたので安価なNTBのフロントサスに交換。多少、組み立てが必要ですが、純正サスと同じ仕組みなのでそれを参考に組み立てれば完成です。

キタコのショートバーブラケット。これをミラー固定部に共締めして・・・。

RAMマウント

RAMのマウントシステム。マウントはGARMINのe-Trek用、ジョイントは球体関節、ベースはバーマウント用。これ、やたら高いのですが、強度は抜群、使い勝手も抜群です。

マウントシステム完成

ショートバーブラケットとRAMマウントを組み合わせてマウントシステム完成。しかし、システム自体がやたら大きくなって細身のカブにはアンバランスかも。

ブー冠ナット

リアキャリア使用時(使用するか???)の固定に便利ということと転倒時のアブソーバーになるかと思って装着したブー冠ナット。手で回しこむ時が楽になって良い感じです。

強化ブレーキアーム

右が社外品強化ブレーキアーム、左が純正のもの。強化ブレーキアームに交換するとテコの原理で制動力が上がります。単純だけど良いパーツです。ブレーキメンテナンスと相まってとにかくよく止まってくれます。他のジョイントパーツは純正のままでOK。

ブレーキアジャストナット

SP武川の3ポイントタイプアジャストナットとブレーキアームジョイントを取り付けました。指で回しても痛くなくなるのと足回りのワンポイントととして装着。アジャストナットは色んな種類があるのでおしゃれ志向の方には魚型とかはいかがでしょう。

カブ用アップマフラー

オフロードカブということでアップマフラーを付けたかったのですが、うるさいものはNG。ということで諦めていたのですが奇跡的にオークションでDAX用のものを改造したものを入手。しかも3000円。排気音は純正マフラーと全く同じで最高です。

カバーへの干渉は無し

懸念されていたサイドカバーとアップマフラーの干渉はありませんでした。ただ、右サイドカバーを開ける際はマフラーを外さなければなくなりましたが。

プラグコードの交換

古いバイクほど電装系のチューンアップは効果がある(実際に経験もある)とのことでプラグコード一式を交換に。コードの根元をゴソゴソ、燃料タンクの下、かなり奥にあります。

交換したプラグコードとキャップ

NGKのパワーケーブルとやらに交換。プラグコード交換の注意点ですが、あまり根元で切ると取り付けが結構大変です。見た目は悪いかもしれませんが、車体から外に出ている部分で切った方が遥かに楽です。ちなみにスパークプラグはNGKの普通のものです。

アイドリングアジャストスクリュー

写真では分かりづらいですが、中央にSP武川のKEIHIN PB16・PC18/20キャブレター用アイドルアジャストスクリューを取り付けています。セッティング合わせのときにすごく便利です。ただ、高い。

雰囲気変わったエンジン回り

赤いパーツが多用され、いじっている感を出しておきながら壮絶に錆付いたパーツで落とすという新旧混合エンジン周りになりました。

ひとまず思っていた形のオフロードカブ

ひとまずオフロードカブ完成。スタイリングとしてはこんな感じでしょうか。バーハンはさすがにカブの顔を壊しすぎるので採用しません。というか予算オーバーし過ぎです。これまでの全てのパーツ代で一万円カブが数台変えます。自分でやらずにバイク屋に任せてたらさらにエライことになってます。でも、おかげでスーパーカブの構造は結構頭に入りました。バイク整備の入門としてもいいんじゃないでしょうか、コレ、工具さえあれば大体自分でできるので。なんと言っても懇切丁寧な整備の参考書が出ているのでそれ通りにやれば大丈夫です。トルク管理などはサービスマニュアルが必要ですが。

現状のオフロードカブ

しかし、セッティングが狂ってしまい、とりあえずノーマルマフラーに戻しました。まぁ、カブらしいといえばこちらの方がそれっぽいですね。セッティングについては、次期改修計画で70ccボアアップを検討しているので暫く放置中。ここまでやって山に登れないのはもどかしいですが如何せん時間が無かったりで我慢の時です。

元は一万円と言えど、さすがにここまで手をかけたのでもう売却とかはできませんね、ましてや廃盤になってしまったモデルですし。セローと共に基本癒し系のバイクなので長い付き合いが出来そうです。

 次回予告

次回予告というか、まだ改修箇所はいくつかあります。フロントフォークが曲がっているようなのでその交換とか。ボアアップは最初は興味が無かったのですが、70ccならわりと簡単にできるようなので検討中です。それが終わったらセッティング出しでやっとこさ終了と言うことでしょうか・・・。うーん、先は長い(ボアアップしなければ良いだけなんですけど)。